秋を感じるキンモクセイ・雲

開けた窓からキンモクセイの香りが漂ってきました。「ああ、この季節がやってきたんだなあ」と秋の訪れを実感します。香りに誘われて校庭に出てみると、職員室前にあるキンモクセイの木に、オレンジ色の小さな花がたくさん咲いていました。先日出かけた5年生のスバル見学。帰りのお弁当タイムに立ち寄った岩宿博物館の広場でも、「あっ、キンモクセイの香り!」と気づいた子がいて、「本当だ!キンモクセイの香りだね。」と甘いキンモクセイの香りを共有しながらの素敵なひとときがありました。

今日の放課後、校庭で下を見なが作業していたところ、「校長先生、めずらしいきれいな雲です。」と下校していく6年生が声をかけてきました。顔を上げて空を見ると、青空にうろこ丈の白い雲がきれいに広がっていました。「何ていう雲かな?」と思わず尋ねると、「ひつじ雲かなあ」と。その通り!確かに「ひつじ雲」という名前の雲だったと思います。自分の記憶力の不確かさを嘆きつつも、6年生の頼もしさを感じ、何だかとても嬉しくなりました。

キンモクセイの香りや雲の美しさを感じることができる大北小の子どもたちの感性。「大切にしたいなあ」としみじみ思いました。