大切な「あごのお話」

11月8日(金)、朝礼で石井校長が「あごのお話」をしました。以下にダイジェストを紹介します。
 石井校長が小学4年生の頃、「ありがとう」を言うべき時に、へそが曲がっていて言えなかった。それを見かねた担任の先生に厳しく叱られた。少し落ち着いた後、担任はクラス全体にイソップ童話の「鳩とアリ」の話をした。その後、「君たちも鳩さんのように、ありがとうをきちんと言えますか?」と全員に聞いた。石井少年も「言えます」と手を挙げた。そこで担任は石井少年にこう言った。「君にあごはついているかい?先生が言っているあごというのは、ありがとうやごめんなさいがきちんと言えるあごのことだ。思っていてもきちんと声に出さないなら、あごがついていないと同じことじゃないのかい?」
 この話を紹介した後、人間関係を良好にしていくために、みんなの笑顔を増やしていくために、あいさつや「ありがとう」「ごめんなさい」をきちんとしていきましょうと、呼びかけました。
 しばらく「あごがついてるのか?」が指導のはやり言葉になりそうです。
 子どもの頃の強烈な体験が人格の形成に大きな影響を与えることを再認識すると共に、今関わっている子ども達のより良い成長を願いながら、熱く優しく厳しい教員集団でありたいと思いました。


相変わらず立派な姿勢で話を聞ける大北小のよい子達です!!