3学期始業式での言葉 -校長室より-

 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 3学期がスタートしました。始業式で児童に伝えた話の概要をお知らせします。

 平成30年という新しい年、新たに1名の転入生を迎え、294人全員が大きな事故やけがもなく元気に登校できたことをうれしく思います。今年も力一杯頑張って、心と体を磨いて、大きく成長してください。
 『1年の計は元旦にあり』という日本の古くからの言い伝えがあります。『一年の計画は年のはじめである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切。物事は最初が肝心』という意味です。
 いよいよ今日から3学期が始まります。そこで、3学期が充実した学期となるように3つのことについてお話しします。
 1つ目は、「夢」を持って生活しましょう。
 皆さんは大きな夢を持つことが大切です。そして、その夢や目標を達成するには一つしか方法はありません。それは、小さなことを積み重ねることです。まず手の届く目標を立て、それを一つ一つクリアしていけば、最初は手が届かないと思っていた目標にもやがて手が届くようになります。今自分ができること、頑張ればできそうなこと、そういうことを積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいていきません。
 2つ目は、4月からの学習の準備と心の準備をしましょう。
 学校は3学期を迎え、学年のまとめをしっかりとしましょうという時期でもあります。まとめをするということは、次の学年の学習の準備をすることにもつながります。この後、クラスで担任の先生のお話をよく聞いて、3学期に頑張るべき目標を決めてほしいと思います。また、皆さんはそれぞれ一つ上の学年に近づいています。6年生は進学して中学生になるのです。在校生もそれぞれ進級します。その準備(心構え)が大切です。1年生は今度はお兄さんお姉さんとして、新しく入ってくる新入生をお世話する立場になっていきます。
 3つは、感謝の気持ちを持ちましょう。
 6年生はいよいよ卒業を迎えます。様々な方々のお陰で卒業を迎えることができます。親や育ててくれた方々への感謝、先生方への感謝、地域でお世話になった方々への感謝。在校生は6年生への感謝を。学校行事やたてわり班での活動など、たくさんの場面でお世話になりました。
 3学期はとても短いです。今日から心を新たに、自分が立てた目標を忘れずにしっかりと取り組んでください。