大北小らしさあふれる運動会

6年生の教室前の廊下に、2枚の掲示物が飾られています。運動会後に解団式が行われ、「からっ風団」と「いなずま団」それぞれの6年生に、1年生から5年生全員から贈られたメッセージカードです。カードには、「応援合戦のダンスをわかりやすく教えてくれてありがとうございました。おかげで今も覚えています。」「いつもていねいに、やさしく教えてくれてありがとう。できないと思っていたけれど、できるようになりました。」「いつも支えていただいてありがとうございます。6年生のあとに続けるようにがんばります。」などと、たくさんの感謝の気持ちが綴られていました。

運動会後のある朝、校門のところでこんなこともありました。高学年の子が登校してきたすぐ後に、別の方向からやってきた低学年の子が、「あっ、お兄ちゃんだ!」と嬉しそうに駆け寄っていきました。「また遊んで。」「遊ぼう。」と、とても親しそうです。「縦割り活動がいっしょだったの?」と尋ねると、「運動会の大玉転がしで、いっしょに組んだ」とのことでした。今年の運動会は、低中高学年の縦割りでチームを組み、仲良く力を合わせて競技を行う「大玉転がしリレー」という新しい種目も加わりました。1~6年生までがバトンをつなぐリレーもありました。もちろん、それぞれの団の団結力を高め、お互いにエールを贈る応援合戦も。同じ学年の横のつながりだけでなく、違う学年という縦のつながりも強くなる。協力し合い、助け合う。来年は上の学年のように頑張ろう、と思う。笑顔と温かさ・・大北小らしさを感じた運動会でした。