宿泊学習1日目 紙すき和紙作り編

 1日目の午後は「和紙作り」です。はじめに「こうぞ」の木の皮を煮た黄みがかった白色の繊維を、石版の上で根気よくゴム製ハンマーでたたきます。これがなかなか大変な作業で、口々に「腕が疲れた」「腕が痛い」と叫んでいました。この作業で繊維を細く細かくしないと、なめらかな紙質の良い和紙にならなそうです。次に細かくなった繊維を班ごとにまとめてバケツの水に入れます。バケツの中は、ちょっとトロトロした感じです。
 ここからは「紙すき場」に移動します。おけにトロトロを入れ、更にトロロアオイのトロトロ成分を加えます。ここで、大きな櫛のような器具を使って100回ほどかき混ぜてなめらかにしていきます。(本当は1000回混ぜるのだそうです)最後に、できあがった材料を漉いて、職員の方のところに持って行きます。
 後は職員の方が、一人一人の名前がわかるように重ねながら、プレスをして水抜き・乾燥までやってくれました。その日のうちに手作りの和紙が届きました!

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